税金の分類
税金はどこへ納めるか、誰が納めるかなどで分類されます。
- どこに納める?
- 国に納める税金・・・・・・・・国税
- 地方公共団体に納める税金・・・地方税
- 誰が納める?
- 税金を負担する人が納める・・・・・・・・直接税
- 税金を負担する人と異なる人が納める・・・間接税
- 税額の決まり方
- 納付する人が自ら所得や税額を計算して申告・・・・・・・申告納税方式
- 国や地方公共団体が納める税額を決定し納税者に通知・・・賦課課税方式
主な税金の種類
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国税 |
地方税 |
直接税 |
所得税、法人税、相続税、贈与税 |
道府県民税、市町村民税、固定資産税、不動産取得税、事業税 |
間接税 |
消費税、たばこ税、印紙税、酒税 |
地方消費税、道府県たばこ税、市町村たばこ税 |
- 【問題】法律上の納税義務者と実際に税金を負担する者が異なる税を間接税といい、間接税の例の一つとして、消費財が挙げられる。
・・・
- 【問題】税金を負担する者(担税者)と納税義務を有する者(納税義務者)が同一であることを想定している税を消費税といい、直接税の例として〇〇が挙げられる
所得税・・・
印紙税・・・
地方消費税・・・
課税方法
総合課税 |
確定申告で他の所得と合算して税金を計算する方法 |
分離課税 |
ほかの所得とは合算せずに別々に分けて税額を計算する |
申告分離課税 |
確定申告で本人が申告する |
源泉分離課税 |
源泉徴収により自動的に納付される |
- 総合課税に該当する所得金額を合計する
- 所得金額の合計額から該当する所得控除額を差し引く
- 所得税の速算表に基づき税率を課して所得税額を計算する
- 内容によっては分離課税になることもあるので注意が必要
- 所得区分ごとの合計額を計算する
- それぞれの所得に対して所得税率を課して所得税額を算出する
- 利子所得・配当所得などはその所得額に20.315%(所得税15.315%+住民税5%)が課される
- 一定の割引債の償還差益はその所得額に18.378%(特定のものは16.336%)が課される