第三分野の保険
第三分野の保険って?
生命保険と損害保険のどちらでもない保険のことを「第三分野の保険」と言います。
医療保険
病気やケガに備える保険です。
単独の契約や生命保険の特約として契約する場合があります。
FP協会にて試験を受ける方は、保険証券にあるこの医療保険の「入院給付金」などをみて実際に支払われる保険はいくらかを問うものがでます。
- 【問題】Aさんが交通事故でケガを負い、給付倍率40倍の手術を1回受け、連続して70日間入院した場合、支払われる給付金は合計〇〇である
資料)*実際の試験は保険証券のサンプルになります給付金・保険金内容 給付金額・保険金額 保険期間 入院給付金 日額10,000円
*病気や怪我で1日以上継続入院の時、入院開始日からその日を含めて1日目から支払います。
*同一事由の1回の入院給付金支払限度は60日、通算して1,000日となります。終身 手術給付金 給付金額入院給付金日額×10・20・40倍 死亡・高度障害保険金 保険金1,000,000円 70万円
100万円
110万円 - 入院給付金:10,000円×60日(1回の入院給付金支払限度)=60万円
+
手術給付金:10,000円×40倍=40万円
=100万円
がん保険
がんのみを対象とした保険です。
- がんのみを対象にしているので保険料は割安
- 加入にあたり90日(3ヵ月)程度の待機期間(免責期間)があり、この間にがんと診断されると契約は無効
- 給付金には診断給付金・入院給付金・手術給付金がある
- 診断給付金は初めてがんと診断された場合に支払われる(再発で支払われるものもある)
- 入院給付金には支払い限度日数がなく無制限
- 一般的に手術給付金はがんで何度手術を受けても支払われる
- 【問題】がん保険では、一般に契約日から〇〇以内とされている待機期間中にがんと診断された場合、診断給付金が支払われない。
30日
60日
90日
介護保障保険
寝たきりや認知症の症状が一定期間続く場合に給付金が支払われます。
所得補償保険
病気やケガによって仕事ができなくなった場合にそれを補うための保険です。